この記事を読んでいるあなたはきっとNFTに興味を持ち始めて、情報を調べはじめた方だと思います。
「NFTって何なの?」
という壁にぶち当たっているのではないでしょうか?
ネットでNFTについて調べてみても、専門用語と横文字だらけで意味不明…_| ̄|○
そこで、この記事ではNFTについて【わかりやすく】解説していきます。
NFTとは「偽造が出来ない鑑定書・証明書付のデジタルデータ」のこと
NFTを調べるとまず出てくるのが「Non-Fungible Token」「非代替性トークン」といった言葉ではないでしょうか?
この言葉を見ただけで、うーん…となった方も少ないと思います。
NFTは「偽造が出来ない鑑定書・証明書付きのデジタルデータ」という説明がわかりやすいと思います。
もっと砕いてお話していきますね。
デジタルデータとはアナログデータを数値化したもの
データには
- アナログデータ
- デジタルデータ
があります。
アナログデータは
レコード、カセットテープ、ビデオテープ、写真フィルム
などです。
情報工学では「数や量を連続的な物理量(長さ・角度・電流など)で表現する方式」なんて言われたりしています。
一方で、
デジタルデータは情報工学では「状態を示す量を数値化して処理を行う方式」と言われています。
数値化しているので、目には見えてもその数字だけでは理解出来ません。
アナログデータをデジタルデータに置き換え、デジタルデータを扱う製品やサービスを使うことで扱えます。
パソコン、CD、DVD、MD、デジカメ、デジタル放送
などがありますね。
ブロックチェーン技術をデジタルデータに用いることで「偽造が出来ない鑑定書・証明書付のデジタルデータになる」
ブロックチェーン技術についてはこの記事では割愛しますが、デジタルデータにブロックチェーン技術を用いることで、
「偽造が出来ない鑑定書・証明書付のデジタルデータ」=NFTになるんです。
もっと簡単に言えば、見た目が同じでも
- 同じトレカでもシリアルナンバーが違う
- 同じ野生のピカチュウでもステータスが違う
みたいな感じです。
この技術を使えば
- 画像
- 動画
- 音声
など様々なものが希少価値を持ったNFTになりえるということなんですね!
でも、同じブロックチェーン技術を使っている仮想通貨とNFTにはどのような違いがあるのでしょうか?
NFTと仮想通貨の違いは「非代替性」
◯仮想通貨は代替可能なトークン(同じトークンが存在する)
◯NFTは非代替性トークン(同じトークンが存在しない)
という点が大きな違いです。
仮想通貨は現金として考える
同じ1円玉でも、製造年月日が違ったりしますよね。
コレクターの間では「昭和〇〇年の1円玉はレアだから、1万円で取引できる」みたいなことがあります。
でも、日常生活の中でこの価値観で1円玉が流通していたら大変です。
コンビニで端数を1円玉で払ったとして、店員が
「この1円玉は1万円として扱います」
とか言われたら、嬉しいけど困りますよね。
ビットコイン、イーサリアム、リップルなどそれぞれの仮想通貨に対して、それぞれの価値が決められています。
これが同じトークンという考え方です。
NFTは有名な美術家のサイン入り絵画や骨董品
一方で、NFTはそれぞれで価値が異なり、さらに同じものは世の中に一つとして存在しないものになります。
有名な絵画や骨董品に近い感覚ですね。
まとめ:NFTは 「偽造が出来ない鑑定書・証明書付のデジタルデータ」
この記事ではNFTについておわかりいただけたでしょうか?
- 音声
- 画像
- 動画
といったあらゆるデジタルデータが今後NFT化され、世界で唯一無二の存在となり、価値が付けられるようになります。
この記事を書いている2021年10月現在ではアート・ゲームのキャラクターなどがNFT化され、大きなお金が動いています。
ツイッターの創業者・ジャック・ドーシーは「自分が投稿した最初のツイート」をNFTにし、3億円超で落札されています。
最初のツイート、言い方は悪いかもしれませんがただの文字の羅列です。
それが3億円…。どういうこっちゃって感じですよね笑
それだけの価値がNFTにはあるんです。
まだ世の中に出てきたばかりのNFT。これから何にどんな価値がつくか予想もつかない状況です。
人の感性は様々で、何に魅力と価値を感じてもらえるかは、世の中に出してみないことにはわかりません。
あなたも身近にあるデジタルデータをNFT化し、世の中に出してみてはいかがでしょうか?
今後このサイトでは、NFT資産の構築などについても記事にしていきますので、ブックマークしておいてくださいね。
それでは☆
コメント